Iela Mari
いつか忘れてしまったけれど、ずっと前。
彼女の作品を初めてみたときは衝撃でした。
彼女が生涯に作った絵本は10冊にも満たないにもかかわらず、
彼女の絵本を手にした人が受け取る感覚の大きさは計り知れない。
すっかりタブローを描かなくなった。
気付いたときにはタブローとして描きたい絵が自分の中になくなってた。
明けても暮れても、筆を持ち、描いて、描いて、描くことが必要だったし、ずっと描いていくんだと思っていたのにいつのまにかいなくなってた。
それが、とても健康的で、悲観的なことではまったくなく、どちらかというと気に入っている。
では絵本作家か?と問われると、絵本作家でもない。
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