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2023年10月

2023/10/25

ハングル版『せかいねこのひ』

韓国の出版社からハングル版『せかいねこのひ』が届きました。
心配していたシルバーの発色が綺麗に仕上っています。この物語は猫が主役の絵本ですが「コミュニケーション」や「争い」について考えを巡らすお話。ハングル版はこの絵本の翻訳者でもある国立にある ​necoya books さんにてお求めになれます。
巻末には英訳付き。

世界中の人に読んでもらいたいという想いを乗せて制作した絵本。
こうして海を渡ってくれてとても嬉しいです。

https://necoyabooks.stores.jp/items/64f5633c73db3d002cf59cf1

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2023/10/16

野村不動産『PROUD』

野村不動産の広報誌『PROUD』に、先日アトリエにて受けたインタビューが掲載になりました。
[CREATION]ページにて、愛猫キリとの暮らしについて答えています。
動物写真家 岩合光昭さんの写真も素敵。掲載記事はネットからも読めますので是非ご覧ください。


https://www.proud-web.jp/proud/cm/

 

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日本絵本賞大賞受賞記念のトークイベント @ 城西国際大学

城西国際大学にて『PIHOTEK』日本絵本賞大賞受賞記念のトークイベントが開催されます。
10月26日 15時~、北極冒険家の荻田泰永さんと私、著者二人で登壇予定。
当日は他にもKIOI FES2023として様々なイベントが開催されるようです。
トークのお申し込み・詳細は下記リンクより※要予約・無料。是非ご参加ください。

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2023/10/09

装画のお仕事/『畏れ入谷の彼女の柘榴 』(講談社

装画描いた舞城王太郎さんの短編シリーズ『畏れ入谷の彼女の柘榴 』(講談社)の文庫が見本出来!5年の月日をかけて単行本、文庫ともに出揃いました。
タイトルに入っているそれぞれの果物「林檎」「檸檬」「柘榴」が互いの「きへん」を補い合う造本設計。本の並べ方を変えると女の子や、男の子、熊の子がそっぽを向いたり向き合ったりして小説に繋がる物語が生まれます。
素晴らしい装幀は川谷デザインの川谷康久さん。
単行本の方は、見返しも、本扉も、紙も、カバーをとった所も、どこもかしこも溢れんばかりの可愛さに仕上げていただいています。
楽しい楽しいお仕事でした。

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2023/10/06

2023年11月号『MOE』

展示ラッシュが落ちつき、やっと腰を添えて制作をしています。
来春には絵本とエッセイ集2冊の本が刊行予定。
書いて描いて、かきまくらなければ。


色んなところで、講演や単発のエッセイの依頼が増えつつある今日この頃。
嬉しい版面、自分の個人的な話をどれだけ興味を持ってくださる人がいるのかという不安もあります。

かつて人前で話すのが苦手だった時(今も緊張しますが)なんとか克服しようとデザインの専門学校で講師をする仕事を引き受けました。
場数さえ踏めば、苦手なこともやがて日常に変わると思ったからです。(崇高な想いをもって先生をしていなくて申し訳ない)
人前でトークをするときは、なるべく嘘のないように自分を語ろうと心掛けています。
それで嫌われることがあったとしても、好かれるために繕った自分を好きになってもらえてもそれは嘘に過ぎない…
そう考えられるようになったのは最近の事です。

講師ととして仕事を初めてみると、なかなか楽しいことも多かったり、やっぱり私には向いてないと思ったり。
それでも「人にわかりやすく伝える」ことはほんの少し上手になったようにも感じています。
苦手なことでやらなくてよいことは避けていくけれど、苦手だけれどやってみたいことというのは多少の荒療治でも立ち向かう自分でありたい。そんな風に感じています。

先日開催された新潟でのトークイベント。
沢山の方々にお集まりいただきありがとうございました。
はじめて訪れる場所で、どんな方々が集まってくださるのか不安でしたが暖かく迎えて頂きありがとうございました。
熱心に耳を傾けてくださり、質問してくださる方も多くとても嬉しかったです。

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今月のMOEはMOOMIN特集。「冒険の絵本」コーナーにて、著作の『PIHOTEK』(講談社)をご紹介いただいています。
是非ご覧ください。
moe-web.jp/now/

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2023/10/04

新潟

新潟でのトークを終えて東京に戻りました。イベントにご参加頂いた方々、熱心に耳を傾けていただきありがとうございました。本の旅立ちを沢山見送ることができて感無量でした。一泊二日の束の間の滞在でしたが、現地の方々とお話するごとに訪れたい場所が増えたので今度はゆっくり滞在したいです。
『ウラオモテヤマネコ 』原画展は引き続き絵本の店OMAMORIさんにて開催中。SANJOPUBLISHINGさんともに素敵なお店ですので是非お立ち寄りください。
https://sanjopublishing.com/
https://www.instagram.com/ehon_omamori/

そして新潟ではずっと行きたかったワイナリーへも訪問。Fermierでのお食事も時間も素晴らしかったです!
https://fermier.jp/
新潟にて迎えてくださった皆様に心から感謝。

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2023/10/01

授賞式

著作の絵本が日本絵本賞大賞受賞に続き、第56回造本装幀コンクールの日本書籍出版協会理事長賞を受賞しました。
先日は出版クラブホールにて授賞式が開催され、制作メンバーが一堂に集い嬉しいひととき。
喜びを分かち合いました。
次はドイツ・ライプチヒで開催される「世界で最も美しいコンクール」へ!

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新潟へ


明日から新潟へ。
仕事で新潟に行くのは初めてで、とても楽しみです。

昨日から新潟の書店「絵本の店 omamori」さんにて『ウラオモテヤマネコ』(KISSA BOOKS)原画展がはじまりました。並びのSANJO PUBLISHINGさんと共に、著作の本たちを猛プッシュいただいています。併設のカフェ「TROIS」では、著作『星に絵本を繋ぐ』とのコラボドリンクも提供が始まりました。
https://note.com/ncl_sanjo/n/n591e113012ac


明日は私も現地でトークイベントにゲスト出演します。せっかくなので、リクエスト頂いた本になる前のラフ本や、数冊だけ制作している愛蔵版など普段はなかなかお見せすることのないものを持っていこうと思います。

詳細は下記リンクより。
既に沢山の方々にお申込みいただいているとのこと。
現地の方々とお会いできるのが楽しみです!


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〈新潟・三条市のまちの本屋と考える〉絵本の世界
- 絵本を創るということから -
■開催日 2023年10月2日 (月)
■時間  18:30 - 20:00
■場所  新潟県三条市本町2丁目13-9
https://sanjo-books9.peatix.com/

満席になりました。沢山のお申込みありがとうございました!


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井上奈奈の本棚展 ―作家独自の視点で選んだ22冊―


10月1日~本日より岡山にて[井上奈奈の本棚展]が始まりました。

2020年のオープン当初より、選書を担当してきた岡山の招き猫美術館内にある山猫文庫。
頭の中がほとんど[本と猫]で占められている私としては、楽しくやりがいのある仕事として続けてきました。このたび2023年10月の1カ月間、開館記念特別企画として[井上奈奈の本棚展 ―作家独自の視点で選んだ22冊―]を開催していただく運びとなりました。
今まで紹介してきた本たちが一挙に公開される企画。
是非ご覧ください。

------------------------以下企画詳細------------------------

井上奈奈の本棚展
―作家独自の視点で選んだ22冊―
2023年10月1日(日)-31日(火)

●協力 451BOOKS ●企画 招き猫美術館


招き猫美術館では2020年2月22日猫の日にlibrary山猫文庫をオープン。オープン当初より「作家の本棚」として読書家で愛猫家でもある作家の井上奈奈さんに2カ月に一度選書を依頼をしてきました。「井上奈奈の本棚展」と題した本企画では約三年半に渡って収集された本たちに作家独自のコメントを添えて一挙展示公開いたします。
また、2022年に刊行された新装版『ウラオモテヤマネコ』(KISSA BOOKS)のRISOGRAHも展示・販売を予定しております。
是非お気に入りの一冊を見つけてください。


招き猫美術館 学芸員 虫明比斗子


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