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2025年9月

2025/09/25

入り組んだ土地

来春刊行予定の新刊『猫の悪口』。
コズフィッシュの祖父江慎さんとともに制作中です。

主人公は、我が家の愛猫「キリグ」。

通常は〈①制作 → ②デザイン → ③印刷〉という流れですが、今回は「この物語だったら、こんな造本どう?」と、造本設計からスタート。
普段とはまったく違う工程で進んでいます。

祖父江さんを筆頭に、編集者も出版社も、誰ひとりストッパーがいないので、造本はどんどん自由に。
私は仕上がってきた馴染みのない束見本を前に、物語と絵を再構成する日々。
まるで入り組んだ土地に家を建てるような感覚です。

昨日は、明けても暮れても制作していた日々を終えて、ようやく下絵をメンバーにお披露目。

楽しそうに「いいね、いいね!」と見てもらえて、苦労がすっかり報われました。
大きな山はひとつ越えたけれど、刊行までにはまだまだやることが山積み。
来年2月刊行を目指して、制作を進めていきます。

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2025/09/20

ドリアン助川さんの詩集

10月に刊行になる、ドリアン助川さんの詩集。
装画と装幀を依頼いただき、本作りを進めています。

普段は装画のみお引き受けするのですが、今回は装幀もということで通常と違う作業の積み重ね。
ここまでトラブル続出でしたが、結果とても素敵な詩集に仕上がりそうです。
まもなく書影も公開に。

ドリアンさんの詩にどっぷりはまって描く時間、愉しかった

 

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2025/09/16

本と猫

キリは掃除機や私以外の人が苦手。
毎日の掃除機タイムは遠巻きに睨んでいるか、尻尾をボワボワにして果敢に挑んでくるかどちらか。
キリにとっての毎日も、同じ日々のようで、色んな気持ちでいるんだろうな。

ここのところつきっきりだった新作絵本は、次の打ち合わせに向けて少しだけ休憩。
秋に発売になる本の装画の仕事を進めます。

本と猫と生きる日々

 

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2025/09/11

きみはうつくしい


著作の『星に絵本を繋ぐ』に寄稿頂いたり、雑誌『BRUTUS』の鼎談でご一緒させて頂いたりと、尊敬してやまない画家の諏訪敦さん。
昨夜はWHAT MUSEUMにて今日からスタートした個展「きみはうつくしい」の内覧会へ伺ってきました。

言葉を失くして作品の前に立ち尽くす作品の数々。
共通の仲間、岡田林太郎さんの肖像もあり感極まりました。

府中美術館での諏訪さん の個展から三年。
数年前に、私ももっとも大切な人を見送り、想いが重なりありました。
このごろようやく、悲しいものはずっと悲しいままで、何度も何度も大切な痛みとして、悲しみ尽くしていくしかないのだと考えられるようになった。

期間中、再訪します。

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2025/09/07

装画の仕事

とある本の装画を描き終えて出版社に送付。
著者の方も、出版社の方も一目で気に入ってくださったようでなにより。

自分の世界を描くことも、人の思考の世界を描くことも、そしてそれを本という物体に落としむ過程も面白くてたまらない。
しばらく、装画の仕事が続きます。

同時並行で新刊も制作中。
次回の新作発表は来年二月の予定。

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